緊急時のヘルメット脱帽システム、“リムーバル・アシストフード”です。
リムーバル・アシストフード※1（ヘルメットリムーバー）は頚椎に負荷を加えることなく、負傷者からヘルメットを脱がすために開発された緊急時脱帽システムです。リムーバル・アシストフードはヘルメットの機能を損なわず、ヘルメットに改造等を一切施す必要もなく今まで発売されたほとんどのヘルメット※2に対応可能なシステムです。
リムーバル・アシストフードによる脱帽プロセスでは、ヘルメットを脱がせる際の力は頭頂部付近のみに加わります。このことにより、ヘルメットを脱がせる時の負傷者の頚椎への負担を少ないものとしています。
メインマテリアルには抗菌ポリエステル糸と吸水速乾ポリエステル糸を採用したリフレスマイルを採用。銀イオンの優れた抗菌効果によりさまざまな菌の増殖を抑えるとともに、Y型異型断面の毛細管現象により汗を素早く吸収・発散し、リムーバル・アシストフード内環境を快適に保ちます。また、幾重にも入れた高強度ケブラー糸のステッチや素材そのものを横伸びに裁断することで、着脱時に強く引っ張っても伸びが少なく、緊急時のヘルメット着脱をスムーズにサポートすることが可能です。
2006年度より（財）日本モーターサイクル協会（MFJ）では、ロードレース競技会に参加するライダーの安全向上を図ることを目的に「負傷ライダーへのヘルメットを脱帽促進するシステム」を競技会参加者に義務付け、ロードレース競技規則として導入されています。
※1本製品はアライヘルメット様の了承を頂き、MFJ公認の品質を確認の上で製造いたしております。
※2特殊な形状や構造のヘルメットには一部非対応となる場合があります。